Conker's Bad Fur Day/Sloprano/Robin Beanland

下品、暴力、残酷の三拍子がそろったとんでもないゲームです。この曲もウンコ山のボスであるウンチ大王との決戦で流れる曲ですが、その下品さとはかけ離れた、まるでオペラのような素晴らしい美声を聴かせてくれます。歌詞もとんでもないものですが、ウンチ大王は歌好きで、BGMに合わせてコーラスをした際に攻撃(トイレットペーパー)を加えるという、設定と戦略がかみ合った戦闘が好きです。

どうしても下品さと残酷さが目立ってしまうゲームですが、音楽やムービーを見ていると、有名映画のパロディが満載で、その点でも楽しめます。コンカーの彼女と銀行強盗するシーンはモロにマトリックスですし、戦争のシーンはプライベート・ライアンであったり、元ネタを知っているとニヤリとする場面が多いです。64にしてはほぼフルボイスで音質も凄く良く、ボーカル曲が多数存在するクオリティの高い作品なのですが、全体を通してみると、タイトルどおり「最低最悪」のゲームですので、人を選ぶゲームでしょう。現在はXboxOne用ソフト「レアリプレイ」に本作が収録されているため、これを買うのが手っ取り早いです。

ゲーム音楽・ラヴ

趣味で作曲をしているRORORONKがただひたすら好きなゲーム音楽を紹介していきます。 できるだけ満遍なく紹介したいですが、一個人の好みであるため若干偏りがあるかもしれません。 リンク等は出来るだけ公式のものを貼っていきます。

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